今、空前の猫ブームを迎えているなか、猫が好きな人は増えてきていると思います。
そこで、今回は猫好き人必見の少しマニアックな写真集をまとめてみました。
猫の特定の一部分を集めたものだったり、特定の動きをしているような少し変わった猫の写真集を集めてみました。
猫好きな方にはたまらない写真集がたくさんあると思います。
『にゃんたま』 著者:芳澤 ルミ子
「にゃんたま」とは「猫の◯んたま」のことで、猫のタマタマばっかりの写真集です。
意識して見たらわかると思うのですが、猫のタマタマってめちゃくちゃ愛らしいです。正直ずっと見てられます。
このにゃんたまに着目した写真集はすごいなと思いました。
購入してページを見ていたらすぐ目に留まると思うのですが、見開き1ページに並べられた猫のにゃんたま一覧は圧巻です。
『ネコの裏側』 著者:芳澤 ルミ子
『にゃんたま』の同じ著者である芳澤ルミ子さんが撮影した、透明ボードに乗った猫たちを下から撮影した猫の写真集です。
モフモフのお腹や可愛らしい肉球まで、猫を飼っている人もあまり見ることがない部分を存分に楽しむことができます。手足のぎゅ~って感じがたまりません。
マニアックな写真集の中でも、かなりマニアックな部類に入ると思います。
猫カフェとかに行くとたまに見ることはあるのですが、このアングルの猫を見てこの良さに気付いてしまったら、もう抜け出すことはできない気がします。
『必死すぎるネコ』 著者:沖 昌之
話題となった必死な動きをしている猫ばっかりの写真集です。
この写真集はかなりの人気で、発売直後から売り切れ続出で話題となっている写真集です。
猫の写真は、何かに夢中になっていたり、何かに頑張っているような、普通の写真集では見られないような猫の姿が集められています。
猫写真家である沖昌之さんがこれまで撮影してきた何万枚という猫たちの写真から、90枚を厳選して掲載されています。
『残念すぎるネコ』バージョンの写真集もあります。
『飛び猫』 著者:五十嵐健太
大ヒットした猫がジャンプする瞬間をとらえた写真集です。
「飛び猫」を撮影した写真家の五十嵐健太さんは、漁船と漁船の間を飛び移る猫の写真をきっかけにこの写真集を「飛び猫」を撮るようになったようです。
五十嵐さんは自然なままの猫を撮影することを心がけているらしく、猫が飛ぶまでの行動を予想をつけながら撮影していたそうです。
写真集自体は、ただ飛んでいるだけと言えばそうかもしれませんが、けっこうシュールでずっと見ていられます。
『ぶさにゃん』 著者:沖 昌之
猫のぶさいくな顔や恰好を集めた写真集です。
「ぶさにゃん」というタイトルだと、ブサイクな顔をした猫だけと思うかもしれませんが、この写真集ではブサイクな格好をした猫も登場しています。ちょっと残念な猫を集めたと言った方がわかりやすいかもしれません。
写真集で紹介されている猫は野良猫や地域猫たちの様子が撮影されています。
大ヒット作『必死すぎるネコ』を撮影した沖昌之さんが以前に発売したものであり、少し毛色が似ている感じがするので、大ヒット作はここから生まれたのかもしれません。
『立ち猫』 著者:山本 正義
猫が2本足で立ち上がる瞬間をとらえた写真集です。
この写真集はバリエーションが豊富で、バンザイ、お祈りポーズ、片足立ち猫などの猫たちがおさめられいます。
難しい瞬間の撮影になるので、撮影には長時間かかったそうなのですが、山本さんの話によれば、猫の良い写真を撮るコツは猫とのコミュニケーション「ネコミュニケーション」を取ることらしいです。
『パイニャン』 著者:青山裕企
猫単体の写真集だけではなく、女性の胸でじゃれている猫の写真集です。
猫好きな男からすれば、好きな物+好きな物が融合された写真集なので、かなりの癒しの写真集となるのは間違いないです。もちろんですが、全ページこれです。
癒されると同時に、読んでいくうちに猫に嫉妬してしまいそうです。
チュートリアル徳井がこの写真集の帯でコメントしている「男はおっぱいの前で我を忘れるが、猫は、冷静だ」というのも興味深いです。
『ぶるにゃん』 著者:カルリ・ダビッドソン
猫たちのぶるぶるしている瞬間を捉えた写真集です。
この写真集はアメリカ在住の動物トレーナー兼写真家のカルリ・ダビッドソンという方が撮影したもので、約60匹の猫たちのぶるっとした瞬間がおさめられています。
肉眼では速すぎて見ることができない猫たちの表情を楽しむことができます。
アメリカでは大ヒットしているらしく、犬バージョンの「ぶるわん」というのも発売されています。個人的に「ぶるわん」の方が迫力がありそうな気もしています。
『のら猫拳』 著者:久方 広之
拳法をしているような格好の猫を集めた写真集です。
これも瞬間的な猫をとらえたものになりますが、このアクションの格好を集めたのは普通に面白いなと思いました。
どの猫もかなり個性的なポーズを決めていて、中に人が入ってるのではないかと思うレベルです。
この写真集には第二弾『のら猫拳キッズ』も発売されていて、第二弾では子猫が掲載されています。カンフーマスターを目指している修行中の猫という設定があるようです。
『ねこのおてて』 著者:パイインターナショナル
猫の「手」のみを集めた写真集です。
表紙に書いてありますが、たしかに猫の手ってクリームパンみたいでかわいいです。
写真集には、香箱座りをしている時の手や、爪が飛び出たパターンの手など、色んなバリエーションの猫の手がおさめられています。
内側はぷにぷにの肉球で外側はフワフワで、猫の手は食べ物に近いものがあると思います。
『ねこのおみあし』 著者:パイインターナショナル
上記のは猫の「手」のみでした、がこれは猫の「後ろ足」のみを集めた写真集です。
猫の「足」ではなく「後ろ足」なので、足と同時にお尻も写っているのが良いです。
写真集の中には足を全開に開いている猫や、「くつしたねこ」という毛色によって靴下を履いているように見える猫など、色んなパターンが紹介されています。
この猫の一部分をおさめた写真集はシリーズ化していて、猫の口のみを集めた写真集もあります。
『じゃまねこ』 著者:ケニア・ドイ
なにかの邪魔をしている猫を集めた写真集です。
猫が邪魔をしてくるというのは完全な猫あるあるですが、その瞬間を集めたものです。
猫だと邪魔をしても可愛くて許せてしまします。
「邪魔をしている瞬間」というのは撮ろうと思って撮れるものではないので、撮影者のケニアさんが我慢強く粘ったからこそ生まれた写真集です。
『どやにゃん』 著者:南幅 俊輔
猫たちの“ドヤ顔”ばかりを集めた写真集です。
この写真集で説明されているのですが、ボス猫になろうと日々努力を重ねている生き様が「どやにゃん」にさせるようです。
猫はあまり表情がないような気もしていましたが、この写真を見ると意外にそうでもないかと思いました。
あと、猫はどんな顔をしても可愛いんだなと思いました。
『ねこ舌』 著者:ヒロジ カズオ
猫がペロッと舌を出した瞬間を集めた写真集です。
猫が舌を出す瞬間を収めるのは、猫を飼っている人でもかなり難易度が高いと思います。
「ただ舌を出している猫の写真集」と思うかもしれませんが、毛づくろいしている時、あくびをしている時、舌のしまい忘れなど、色んなバリエーションの猫たちの日常が見られます。
最後に
以上が少しマニアックな写真集になりますが、意外に面白い写真集がたくさんあると思いませんか?
猫は考えていることが読めないところもあるからなのか、表情や恰好に着目している写真集はシュールで面白いです。
猫の写真集が人気な理由として、猫の可愛さもあると思いますが、猫の撮影者の方々の発想力もあると思います。
紹介した写真集のなかには最近発売されていて人気を集めているものもあるので、そう考えれば猫ブームは当分終わらない気もしました。
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